終活で後悔しないために知っておくべきこと

終活は、なんとなく始めるのではなく、ある程度の優先順位や知識をつけた上で実行すると、より効果的なものとなります。

ほんの少し知っておくだけで、トラブルを防いだり、迷惑をかけずに済む内容にできますので、この機会に大事なポイントをつかんでおいていただければと思います。

一番大事なこと

相続が発生した時、最も重要なポイントとなるのは遺言の有無です。

遺言があるかないかで、残された人たちの心情や行動に大きな違いが生じるからです。

遺言がない場合、相続人同士での遺産分割協議が必要になります。

分割協議は話し合いに時間がかかる上、相続争いの火種にもなります。

比較的に仲の良い親族同士でも、遺産分割協議の最中で関係が悪化し、一家離散状態になってしまうことも珍しくないのです。

遺言の失敗は多い

遺言の内容が不完全であったり、トラブルの原因となる要素が残っていることはよくあります。

専門家と一緒に作成した遺言であっても、時が経つにつれ、親族への思いが変化したり、財産価値が変化するなど、状況が変わっていくからです。

遺言を定期的に見直すことは、とても大切なことですので、潜在的な問題点がないか、第三者のチェックを受けておきましょう。

ベストを尽くす意味

ある60代男性は、専門家の勧めで遺言を作成することにしましたが、実際に行動に移すまでには約2年もかかりました。

やっと行動し始めた矢先、この方は不慮の事故で亡くなってしまいました。

別件でも、司法書士が遺言の文面を作成している最中、病に倒れて意識不明になり、遺言作成が中断に追い込まれる事例がありました。

このように、実務では「あと1週間あれば…」ということが本当に起こることがあるのです。

やると決めたらベストを尽くし、何事も後回しにしない意識を持って取り組むことが大切ですね。

まとめ

終活をするなら、まずはご自身の財産を把握し、遺言の作成を検討してみてください。

たとえ財産が少額でも、親族間のトラブルを未然に防ぐことに繋がります。

財産目録を作成し、資産整理をしていく中で見えてくることもあると思います。

そして、遺言作成を決めたなら、できるだけ早く準備を完了するようにベストを尽くしましょう。

まずは、ご自身の資産を把握し、誰に何を伝えておきたいか考えてみてください。

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