【相続不動産】実家の売却でかかる諸費用はいくら?

相続では、親の住んでいた家を売却したいと考える人も多いです。

管理できない空家は、不審者に荒らされたり、ゴミの不法投棄などのリスクもでてきます。

最悪の場合、火事や崩壊によって誰かに損害を与えてしまう心配もあります。

そこで、実家不動産の売却で事前に知っておくべきポイントと、諸費用についてご紹介したいと思います。

高額売却のポイント

不動産が高く売れるのは、一般消費者から見て魅力のある不動産である場合です。

駅から近いとか、日当たりが良いとか、誰もが好む条件を備えている不動産は、入札方式での売却によって高値を目指せる可能性があります。

最寄りの不動産会社に依頼する一般的な売却方法の場合、あまり高値での売却は期待できず、相場通りか、それ以下での成約となりがちです。

概要欄の公式ページからお問合せいただければ、入札方式での売却に特化した不動産のプロにご相談いただけますので、ぜひご活用ください。

売却時の諸費用

売却時に想定しておくべき支出は、主に3つあります。

1つは、譲渡所得税です。

譲渡所得税とは、不動産を売って利益が出た場合に、その利益に対して課税される所得税のことです。

この所得に付随して、翌年の住民税も増えることになりますので覚えておきましょう。

一方で、売却によって利益が出なかった場合には課税されません。

この為、不動産の取得費用については、事前に把握しておく必要があります。

2つ目は、測量費用です。

多くの場合、売却の際は確定測量を完了した状態で行われます。

確定測量が必要になる土地に関しては、測量費用を想定しておきましょう。

3つ目は、仲介手数料です。

不動産仲介業者を介して売買する場合は、仲介手数料が発生します。

これら3つ以外にも、契約書に貼付する印紙税、建物の滅失登記費用、解体費用、残置物の処分費用などがかかる場合もあります。

相続対策目的で売買する際には、不動産鑑定費用が必要になることもありますので、予め専門家などに相談しておくことをお勧めします。

まとめ

実家売却の諸費用は、売買価格の6%~13%程度が目安となります。

例えば、物件価格3,000万円の場合であれば、180万円~390万円程度ということです。

ただし、物件の条件や住宅ローンの借入額などによって変動するため、売却前によく確認しておく必要があります。

不動産売却の際には、税務の専門家にも話を聞いておくようにしましょう。

ご相談を検討されている方へ

相続対策は、お客様の状況によって最適な方法が異なります。もし、相続税対策や不動産の運用にお悩みでしたら、私たちにご相談ください。
不動産と相続に精通した専門家が、お客様の状況に合わせて最適なプランをご提案いたします。